良い習慣はあなたの未来を明るくする【習慣形成のすすめ】

こんにちは、まるまるです。

英語学習、貯金、ダイエット、禁煙など、目標に向けて達成したいと強い決意を持って始めたはずなのに、全く続かない。

「今日は残業で帰りが遅かったから。」

「今日は天気が悪いから。」

「明日から始めよう」

人間は弱い生き物です。そして、出来ない言い訳を考えるのが世界一上手い生き物です。

あなたがやりたいと決意したことが続かないその理由は、習慣化できていないからです。

習慣とは、意識することなく何気なくしてしまうこと、あるいは「自分との約束を守ること」です。

習慣化することで、歯磨きをするように無理なく継続し、成功につなげることができます。

今回の記事では、何をやっても続かないと嘆いている人に向けた記事です。

わたしも筋トレ、運動を習慣化できていないので、子供たちにUFO(おそらく脇腹の肉)と呼ばれています(笑)

今回の記事では、吉井雅之 著 「習慣が10割」 を参考にさせていただいております。

どうして続けることができないのか?

カバさん

ケーキおいしい~。ダイエットは今週は一休みっと。

ライオンさん

カバさん、先週からダイエット始めたばっかりじゃん…。

「痩せたいと始めた、ダイエットが3日坊主で終わってしまった。」

「健康のために始めた、禁煙が職場のストレス発散でついタバコに手が伸びてしまう。」

「将来のために始めた、貯金がちっとも貯まらない。」

こんな経験は、皆さん当たり前のようにあると思います。

わたしもたくさん同じ失敗を繰り返してきました。いえ、今も繰り返しています。

それではどうして続けることができないのでしょうか?

①「~しなければならない」と考えている

人間は辛いこと、苦しいこと、痛いことから逃げる習性を持っています。これは人間だけではなく、すべての生物にとって当たり前の行動です。

おまけにこの辛い、苦しい、痛いなどのマイナス感情は、楽しい、嬉しい、気持ちいいなどのプラス感情に比べて、強く脳に記憶されます。

行動しようとした時にマイナス感情に支配されてしまうと、続けることができなくなってしまいます。

過去の記憶が感情を決める → 感情が行動を決める → 行動の積み重ねが習慣になる

習慣はこのような流れで形成されるために、まずはマイナス感情を排除する必要があります。

「〜しなければならない」というマイナス感情ではなく、「〜したい」というプラス感情に思考を転換するのです。

②目的が曖昧、ハードルが高すぎる

英語学習、貯金、ダイエット、禁煙などを習慣にしようと取り組みますが、「何のためにするのか?」というような目的がない、あるいは目的が曖昧な人は失敗する可能性が高いです。

また、目標のハードルが高すぎる人も習慣化に失敗する可能性が高くなります。

「10万円貯めて腕時計を買い替えたい」

「5キロ痩せてモテるようになりたい」

このように目的は具体的であること。達成可能で、なおかつ達成した後の自分をイメージできるようにすると良いです。

良い結果をイメージすることは、プラス感情を作り出すことにつながり、行動を継続し習慣化することを促してくれるためです。

目標を紙やスマホのメモ帳に書くことも効果があります。

それを定期的に見返すこと、できれば毎日目につくところに掲げておけばモチベーションの維持にもつながります。

声に出して読み上げると効果はより大きいものになります。

習慣化するための3つのポイント

カバさん

ライオンさん、ぼくはダイエットも貯金も何をやっても長続きしないんだ。

ライオンさん

カバさん、小さな成功を積み重ねて自身をつけると無理なく続けられるよ

「今回も失敗してしまうんじゃないか」

「どうせうまくいかないだろう」

このように人間はマイナス感情を強く記憶します。そのため失敗は成功よりも感情を支配してしまいます。

習慣化するためには、マイナス感情を減らし、プラス感情を加えることが効果的です。

ポイント① 自分を都合よく錯覚させる

人間の脳は耳から入ってくる情報全てを本当のことだと思い込む性質があるそうです。

何度も耳に入ってきた言葉は、潜在意識に刷り込まれ習慣を形成していくため、

「〇〇君ならできるよ」

「〇〇君は良い子だね」

このようなポジティブな言葉を言われ続けた子どもは「自分ならできる」「自分は良い子」と自信を持って行動することができるようになります。

そのため、勉強でもスポーツでも一度や二度の失敗では諦めずに挑戦し続けることができるのです。

誰にでも多かれ少なかれ、成功体験や人に褒められた経験があるでしょう。

「なぜ自分はできるんだろう?」とプラスの問いかけをしてみてください。

口に出す、紙に書くなどによって自分はできるんだと強く脳に錯覚させることが重要です。

また、できれば周りの人に「わたしの良いところって何かな?」と問いかけてみてください。

恥ずかしさもあるとは思いますが、まず先に相手の良いところを言ってあげることで、他の人を巻き込んだ習慣形成にもつながります。

どうせ錯覚するなら「ポジティブな思い込み」をしましょう。

日本最難関の東京大学に進学する学生の親も東大出身者が多いことは知られています。これは頭の良さが遺伝したためと思われますが、実はそんなことはありません。

一番身近にいて、家ではカッコ悪い姿やぐうたらした姿を見せている父や母が東大出身だと知って、「この人たちが東大に入れるなら、自分だって入れる」と錯覚しているだけです。

ポイント② 自然とやりたくなる仕組みを作る

毎日忙しく過ごしている人は、いくら強い決意をしていても、ついつい自分を甘やかしてしまいがちです。

仕事から帰ったら読書のはずが、見るつもりのなかったテレビを見ててグダグダに。

ご飯を食べたら筋トレのはずが、スマホゲームでもう寝る時間に。

テレビ、YouTube、ゲームなど、現代は誘惑が数え切れないほど溢れています。

楽しい方、ラクな方に意識が傾いていくのは当然なことです。

ここでのポイントは必要なことはすぐできる状態にし、必要ないことには近づかないようにすることです。

たとえば、読書を習慣にしたいのであれば、カバンの中に本を入れておく、寝室の枕元に本を置いておく、筋トレを習慣にしたいのであれば、リビングにダンベルや腹筋ローラーなどを目に付くようにしておきます。

一方で、なるべくテレビのない部屋で時間を過ごす、スマホを持ち込まないなどのルールを設けるようにすることで誘惑から自分を遠ざけます。

必要のないことをする場所や時間を他の習慣で埋めて、必要のないことをする暇をなくしましょう。

ポイント③ とりあえずやってみる

人間は新しいことへの挑戦、つまり変化することを嫌います。我々日本人は島国ということもあり、その傾向は特に顕著です。

現状維持バイアスがかかっているためです。

現状維持バイアスは、変化や未知のものを避けて現状維持を望む心理作用のこと。

現状から未経験のものへの変化を「安定の損失」と認識し、現在の状況に固執してしまうというものである。

出典:シマウマ用語辞典

人間の脳は0.5秒で好き嫌いを決めるそうです。

マイナスの記憶はプラスの記憶より圧倒的に多いので、無意識に行動していれば、自然とマイナス思考に陥りやすくなってしまいます。

マイナス思考は止められないのでネガティブな「入力」は仕方のないことです。

しかし、「出力」は変えることができます。

脳は「入力」よりも「出力」を信じます。

何か物事を頼まれたら、嘘でもいいから笑顔で「はい、やってみます」と言ってみることを心がけてみてください。

言葉や動作、表情がポジティブに出力されれば、脳はどんどんプラスの方向に洗脳されます。

「やってみます」と「できます」は違いますので、決してウソではないですよね。

また、とりあえずやってみるという態度は、相手からも積極的と良い印象が持たれることになるでしょう。

まとめ:成功のためには失敗の経験が必要

英語学習、貯金、ダイエット、禁煙など、やると決めた時はモチベーションが最高潮ですが、すぐに続かなかなってしまう。

あなたがやりたいと決意したことが続かないその理由は、習慣化できていないからです。

習慣とは、意識することなく何気なくしてしまうこと、あるいは「自分との約束を守ること」です。

しかし、次の理由から多くの人は続けることができません。

  1. 「~しなければならない」と考えている
  2. 目的が曖昧、ハードルが高すぎる

また、習慣を作るためのプロセスは、過去の記憶が感情を決める → 感情が行動を決める → 行動の積み重ねが習慣になる」です。

  1. 自分を都合よく錯覚させる
  2. 自然とやりたくなる仕組みを作る
  3. とりあえずやってみる

このような3つのポイントを意識して行動することで、これまでに蓄積したマイナス感情を排除し、プラス感情を作り出すことであなたを習慣化することに近づけることができるでしょう。

習慣を作り出す方法を知っていれば、人生のどんな場面でも応用できます。

誰にでも平等に訪れる今日という日を大切に行動し続けましょう。

 

ではでは

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