サラリーマン最大の悩み「転勤」をチャンスにする 転勤のメリット3選

こんにちは、まるまるです。

サラリーマンの宿命ともいえる転勤

転勤が嫌で地方公務員や地元企業、自営の職につく人は多いですね。

「家族と離れ離れ」

「地方への左遷」

「都落ち」

などなどのネガティブなイメージが多い転勤。

まるまるもこの4月に初めて転勤するまで、嫌なイメージを持ってました。

しかし、いざ転勤してみると大きすぎるメリットが見えてきました。

むしろ「転勤して良かった」と感じてます。

今回は転勤になって落ち込んでいる人、いずれ転勤になる可能性があって不安がある人に向けての記事です。

そもそも転勤とは?転勤制度の概要

カバさん

キリンさん、大阪に転勤か…。寂しくなるなぁ。げっ!!うちの部署で転勤したことないの、ボクだけじゃん。いやぁ~。

ライオンさん

4月と10月は人事異動の季節だよね。不安になるのはわかるけど、ポジティブにとらえればメリットもたくさんあるよ。

まずは転勤という制度について確認です。

転勤

転勤とは、同じ官公庁または会社内で勤務地が変わること。人事異動のひとつ。

使用者が労働者に転勤命令を行う場合には、原則として根拠が必要となるが、就業規則の規定などをもって使用者に広範な人事権が認められている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

まさに生殺与奪の権利を会社に握られているようなもの。従業員が会社に居住場所まで支配されているということ。

しかし、会社にとっては従業員に転勤を言い渡すことは、大きな責任と費用を伴います。

従業員本人だけではなく、その家族の生活環境をほぼ強制的な形で変えることになりますし、引越代金・各種手当・住宅手当などの費用を企業が負担することが多いです。

では、どうして転勤は必要なのでしょうか?

転勤の目的
  1. 本人の能力向上や後進育成のための人事活性化
  2. 人気、不人気地域の定期的な交代
  3. 長期間同一業務によるマンネリ化、取引先との不正防止

生活環境が大きく変わることは大きなリスクではありますが、いろんな環境を知ることは本人にとって大きな成長が見込めることから、個人的には転勤は必要な制度だと思います。

とはいえ、実際に転勤を言い渡されることは当事者本人はショックを受けることが多いです。

まるまるもこの4月に人生初の転勤をしたわけですが、上長から転勤を言い渡されたときは正直ショックでした。

「家族帯同か?単身赴任か?」

「持ち家のマンションはどうしよう?」

などの不安が頭の中を駆け巡り、嫁からは「拒否しろっ」と無理難題を言われたこともありました。

家族会議を重ね最後まで悩みましたが、最後は息子たちが一緒にいたいと言ってくれたおかげで家族帯同に決めました。

転勤のメリット3選

転勤のメリット①住宅補助が受けられる

全ての企業であるわけではないですし、補助される範囲も企業によってバラバラだと思いますが、転勤を命じるような規模の会社はある程度の住宅補助があることが多いです。

まるまるの会社の規定では、

住宅補助:4人家族帯同の場合(転勤から5年以内)

 

 大都市クラス(東京除く関東圏、大阪、名古屋など)家賃130,000円を上限として80%

 

 ※家賃130,000円の場合、会社負担分104,000円、個人負担26,000円

これは本当に大きいですよ。

まるまる家は転勤前は持ち家(マンション)でしたので、住宅ローン+管理費+修繕積立金≒130,000円でしたので、差額は100,000円以上です。

転勤により、住居費が大幅に削減できました。

給与がなかなか上がらないこの時代に、家計が100,000円以上改善することは大きすぎる転勤のメリットです。

また、社宅扱いとなる場合は自己負担分は給与天引となるため所得に含まれない。つまりは税金がかからないため、税制上も有利になります。

この住宅補助は企業にもよりますが、永遠に続くものではなく期限が設定されている場合が多いです。

まるまるの会社の規定では、

転勤から住宅補助の期間

 

 ・転勤〜5年目まで:自己負担20%

 

 ・5年目〜6年目まで:自己負担30%

 

 ・6年目〜7年目まで:自己負担40%

 

 ・7年目〜9年目まで:自己負担60%

 

 ・9年目〜10年目まで:自己負担100%

 

 ・10年目以降:社宅契約終了

社宅の期間中は賃貸契約更新料は会社が負担してくれるので、こちらについても安心です。

ちなみに、まるまるの持ち家のマンションは購入時からプラス500万円で売却完了しました。

購入時と売却時の購入手数料・諸経費、4年間の居住期間の管理費・修繕積立金、固定資産税を考慮すると利益は大したことはありませんが、4年間家賃がかからなかった&住宅ローン控除は非常においしかったです。

いい時期に購入された持ち家であれば、住宅売却によって思わぬ利益を出すこともできるかもしれません。

転勤のメリット②各種手当がもらえる

こちらも会社によりますが、転勤に伴う各種手当等の支給を受けることができます。

・引越代

会社都合による転居ですので、当然会社負担となります。

エアコン、洗濯機などの大型家電の設置、調整費までが含まれるかは事前の確認が必要です。

小さなお子さんがいる家庭では、荷造り・荷解きまでやってもらえる場合もあります。

家が手狭に感じていた人、近所とのトラブルをかかえていた人にとってはいい引越の機会になります。

・転勤先住居の事前下見

新生活を送っていく上で、非常に重要な転勤先住居の事前下見。

特に家族帯同で行く場合は、近くにスーパー、学校、病院、公園などの施設が近くにあるのか?治安や近所の雰囲気、年齢層など、実際に現地に行かないとわからないことも多いです。

家族分の現地までの交通費、宿泊費(遠地の場合)、移動手当が会社から支給されます。

宿泊できるならゆっくり現地下見することができますし、余った時間は観光にあてられるかもしれません。

・幼稚園、保育園の入園料

これは想定外でしたが、幼稚園・保育園の入園料も支給されます。

会社都合とはいえ、ありがたいです。

幼稚園の制服や体操服も対象となります。

ただし、以前の幼稚園・保育園の在園証明書の提出を求められる場合もありますので、ご注意ください。

・赴任手当

家族の人数や転勤先に応じて赴任手当が支給されます。

まるまる家には約300,000円の赴任手当が支給されました。

新しい住まいのカーテンなどの調度品や、家具の購入の補填には充分な額でした。

使用用途は限られませんので、付近の観光や飲食に使ってみるのも良いですね。

転勤のメリット③家族で新しい体験ができる

新天地は初めて暮らす土地になる人がほとんどでしょう。

不安も大きいと思いますが、自分、家族に新しい体験ができると割り切ることによって、前向きな気持ちになれます。

「どんな美味しいものがあるかな?」

「あんなところもこんなところも近くなるね」

コロナ禍ですが、まるまる家は近くの友人、知人が減ったこともあり、家族で出かける機会は増えました。

転勤が決まったからには割り切って、新生活を楽しむことが精神衛生上も重要です。

どうせなら楽しく過ごしましょう。

転勤のメリット④リフレッシュして新たな業務に取り組むことができる

会社側の転勤の目的にもあったように、長期間同一業務のマンネリから解放されて、リフレッシュした気持ちで新しい業務に取り組むことは新鮮です。

新しい事務所、新しい仲間、新しい取引先に囲まれて、物事の考え方や人間関係を構築することは、今後のあなたのキャリアに生かすことができるはずです。

また、業務や上司、取引先などに今問題をかかえている場合は、リセットできるいい機会になるかもしれません。

その時は引き継がれる人が苦労する可能性ありますが、そんなことをいちいち考えていても切りがありませんので、思い切ってリセットしましょう。

前の部署のことは前の部署が責任をとります。

あなたは新しい部署のことだけを考えればいいのです。

まとめ:転勤のメリットにも目を向けて前向きに行動しよう

転勤というと、ほとんどの人がネガティブなイメージを持っています。

しかし、リスクに目を向けるのではなくメリットに目を向けることで新生活を楽しむことができます。

  • いろいろな環境を知ることによる大きな成長
  • 「住宅補助」、「各種手当」、「新たな体験」、「リフレッシュ」

ピンチはチャンス

そんな気持ちで前向きに行動しましょう。

 

ではでは

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